若石リフレクソロジー「反射区の刺激伝達メカニズム」
若石健康法の足部反射運動を行いますと、細胞が活性化します。それによって、血液循環が促進されます。そして各器官の機能が正常になります。さらに、ホルモンのバランスが整えられます。この結果、体全体が健康な状態になるという事なのです。
では、反射区の刺激は、どのようにして各器官に伝えられるのでしょうか?刺激の伝達には、有線伝導と無線伝導があります。有線伝導の場合は、神経を伝わって刺激が伝えられます。有線伝導には2種類あって、脊髄から中枢神経を伝わって脳幹に達し、運動神経として器官に伝わるというルートと、脳まで伝達せずに、直接脊髄から器官に伝達する「脊髄反射」というルートが考えられています。有線伝導は、神経によって伝えられるのですから、神経が切断されたり、麻痺したりした場合には伝達できません。
無線伝導については、1992年にクアラルンプール世界大会で興味あるデータが報告されました。胃の動きを直接見る事が出来るレントゲンを使い、胃の神経遮断剤を注射して胃の動きをとめ、反射区を刺激する事により胃が動き出したというものです。つまり、神経伝達が切断された状態でも刺激が伝達されたという事で、これが無線伝導という事です。
無線伝導のメカニズムについては、エネルギー医学の権威である台湾のツォンチェ博士が、これより2年前、1990年東京大会で、「体液振動による伝達」という学説を発表しています。これは反射区の刺激によって体液の振動が起こり、その振動が各器官の固有の周波数に同調して伝達するという学説です。つまり反射区の刺激は発信器であり、器官は受信機という事になります。
















